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コミュニケーション

受け身のコミュニケーションを何とかしたい・・・そんな時はコレを変えましょう!

投稿日:2018年11月6日 更新日:

コミュニケーションが苦手という人の中には、どうしても受け身になってしまうという人も少なからずいると思います。

私も大人数の場などでは受け身で人と関わることが非常に多いです。常に誰とでも、明るく関われるコミュニケーションの達人を見ていると羨ましいとさえ思います。

受け身でいることが全くダメなわけではありませんが、常に受け身のコミュニケーションでいることで人生がうまく働かないことにも遭遇すると思います。

受け身のコミュニケーションがクセづけられている人でも、ここぞと言う時にはお互いに満足がいくようなコミュニケーションを取る方法があれば助かりますよね。

実際に受け身コミュニケーションをさせたら右に出るものがいなかった私が試してうまくいった考え方や方法を紹介したいと思います。

1、受け身のコミュニケーションの人は何が課題なのか?

私もそうですが、受け身のコミュニケーションが得意な人には共通する特徴があると思います。受け身な状態を直したいと思う人にとってはその特徴は課題となるわけですが、大きく二つです。

「自分に自信がない」「自分は責任を持ちたくない」という切り口で詳しくみていくことにしましょう。

(1)受け身のコミュニケーションの人は自分に自信がない

なぜコミュニケーションが受け身なのか考えると、自分に自信がないからというのが挙げられると思います。

他にも諸々の理由が細かく出てくると思いますが、おそらくかなりの確率で「自分に自信がない」という理由に集約されそうな気がしています。

→自信がないのは人に関わるとダメな自分がバレる恐怖がある

受け身ってことは、なるべく自分から人と関わっていなかったり、相手の出方を伺ったり、言いたいことがあっても控えるなんてことが多いです。

それらは自分に自信がないわけなのですが、ある意味で自信がないってことは、ダメな自分自信が周りに知られる恐怖感がある場合があります。私が正にそうでした。

心の奥底に強く、「人にバカにされてはいけない」という信念がべったりくっついていて、自分のことを発信すればするほど、自分のことを深く知られれば知られるほどダメな自分が露見してしまうという恐怖感があったわけです。

結果的に、ダメな自分がバレて馬鹿にされるなんていうのは過去の経験からくる勝手な自分の被害妄想なわけですが、そんな風なら自分から積極的に関わることを避けていくようになりました。そうして出来上がったのが受け身のコミュニケーションという大きな武器です。

→受け身のコミュニケーションは周りから自分を守っている

人間は自分にメリットがないと行動はとりません。周りから明らかにダメな行動だろうと思うことでも、その人自身にとっては意識的でも無意識でも、その行動にメリットがあることが多いです。

私の場合はダメな自分を晒されてしまい、自分の重要感が下がってしまうのが耐えられないと思い込んでいました。それを守るために受け身のコミュニケーションになっていました。

そう考えると、受け身のコミュニケーションは決して悪いことではないかもしれません。ただ、受け身のコミュニケーションを乗り越えた時に、自分の重要感が下がるかもしれない恐怖を乗り越えてでも手に入れたいものがあれば乗り越えがいがありそうです。

(2)受け身コミュニケーションの人は責任を負いたくない

さらに違う切り口で受け身のコミュニケーションの人を考えていくと、なるべく責任を負いたくないと思っている人が多そうです。

私自身もなるべく責任を負わないように生きていました。意識的に責任を負わないようにしているわけではなく、知らず知らずのうちに責任を避けるような行動を取っていることもあります。

→責任に対するイメージは人それぞれ

ここで責任という言葉はマイナスの意味合いで捉えておいてください。責任を負わされるという言葉が表すようにストレスの元になるとか、自由が制限されるとか、やりたくもないことをやらされるとか、様々です。

場面によりますが、例えばビジネスの現場で積極的なコミュニケーションを控える人の傾向としてはこの責任を避けるというセンスがあるのではないでしょうか。

2、受け身のコミュニケーションから抜け出る考え方

最後に受け身のコミュニケーションから脱却するにはづすれば良いのかを整理しておきましょう。

まず知っておきたいのは、受け身のコミュニケーションは決してダメなことではないという点だけ抑えておいてください。ただ、受け身のコミュニケーションを超えて自分からコミュニケーションをとりたい環境や場面があるなど自由自在に自分のコミュニケーションの質を変えていきたいという場合に役に立つ考え方です。

(1)自信についてよく考えて受け身の自分とサヨナラする

受け身のコミュニケーションの原因の一つに「自分に自信がない」というのが考えられます。

前の段落で、この「自信がない」という点を私のケースで深掘りしてみました。その時は「自分はバカにされてはならない」という信念がべったりくっついていたわけです。

この受け身のコミュニケーションの根っこにある考えは人それぞれかもしれません。ただ、その時によく考えて欲しいのは、その原因が本当に真実かどうかです。

→過去の経験を未来の行動に当てはめるのはナンセンス

例えば私は「人にバカにされてはいけない」と考えていましたが、完全に過去にコミュニケーションで失敗した経験から色々未来を予測して受け身のコミュニケーションになっていったわけです。

過去に失敗した状況と、今や未来は全く違います。それを同一視して、人にバカにされてはいけないと思いながら世界と関わっているのでバカにされないために全ての行動が決定されてしまったのです。

過去の経験を自分の未来に当てはめてしまい、行動が制限されてしまうなんてナンセンスですよね。でも私たちは、これを知らず知らずのうちに色んな行動に対してやってしまっているのです。

→知らず知らずに行っている思考のクセに気づく

どうすれば、過去の経験を未来に当てはめなくて済みますか?そんな質問が聞こえてきそうです。

ポイントは知らず知らずに、自分の過去の経験を未来の行動に当てはめている人がほとんどですから、知らずにやっていることを、認識するのが一番手取り早い方法です。

認識するだけで行動が改善できるの?って言われそうですが、ほとんどの人が気づいていない自分のクセを認識することで改善行動を選択肢の中に入れることができます。

これが気づかずにやっていたら、改善行動を取ろうなんて選択肢すら出てこないですから、まずは自分の思考のクセを深掘りするような感じで過去の行動を棚卸ししてみるのも良い方法です。

(2)人生の責任を持つことで受け身のコミュニケーションが激変する

次に自分は人生の責任を取りたくないから、受け身のコミュニケーションを取ってしまうのかもしれないと考えてみてください。

特にビジネスの現場で起きやすいです。この発言をしたら、自分が責任持って最後までやらないといけなくなるのでは?とか、この発言をしたら責任を持たなくてはいけなくなる、という考えから結果として受け身のコミュニケーションになるというセンスです。

もちろん家庭生活や友人との間など人間関係すべてに、この責任を取りたくないという考えから受け身のコミュニケーションになることは多くあります。

→気づかずに責任を避けようとする自分に気づく

自信がない自分に気づく時の感覚と同じなのですが、気づかずに責任を避けようという機能が人間には付いているようです。責任を避けようとしてる自分に気づくのが第一歩です。

例えば私の受け身のコミュニケーションが見事に出るのが妻との関係です。何をするにしても、妻に選択肢をあげて決めさせていたのですが、妻を大事に思っているようなフリをして、面倒な最終的な決断を丸投げしているだけでした。結果的に何かうまくいかないことがあっても、お前が決めたんだから文句を言うな!という何とも傲慢で酷いことを、知らず知らずのうちに責任を避けるという思考回路が働いてやっていることに気づいたのです。

それからは妻に決めさせるという受け身のコミュニケーションから一歩抜け出して、当たり前のことですが一緒に決めるということができるようになりました。もちろん夫婦の関係が良くなったのは言うまでもありません。

→責任とは決して自分を追い込むマイナスのことではない

ここでいう「責任」というのは何も自分にマイナスの影響を与える性質のものではないということに注意してください。

責任と聞くと、ストレスがあるもの、逃げられないもの、辛いもの、みたいなマイナスの意味付けがされていることが多いです。

受け身のコミュニケーションから抜け出したい人が見るべき責任とは、あくまでも自分が選択肢を持つというところに違いがあります。

言葉で説明するのが非常に難しい部分ではありますが、「私が責任を持ちます!」という立場を取ることで物事が自分の手の届く範囲になります。すると自分が選択肢を持つことになるので、パワフルに行動が取れるようになるのです。

3、「受け身のコミュニケーション」のまとめ

受け身のコミュニケーションについて、その改善方法を整理してみました。何度も言いますが、受け身のコミュニケーション自体は何も悪いことではないです。

受け身のコミュニケーションで自分自身を守っている領域もあるわけですね。ただ、積極的なコミュニケーションも取れるようになってより人間関係が自由自在になりたい!とかワクワクするような目的が出てきたら積極的なコミュニケーションが取れるような今回紹介するような方法を試してみると良いのではないかと思います。

特に自分に自信がないという人は、過去に出来上がった間違った信念を持っていることが多いです。これを勘違いと言います。過去の状況と、現在の状況は全く違うので、わざわざ過去の信念を現在に当てはめて自信をなくす必要はないってことですね。

●受け身のコミュニケーションだけでなく、コミュニケーション全般を底上げするのに研修も効果的な場合があります。「研修でコミュニケーションスキルを磨くには自前研修?外部研修?」の記事もご覧ください。

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